プラント配管は一般の配管と違う?
プラント配管工事を行っている竹内工業です。
水道管や給排水管の設備とは違い、プラント配管は大型プラント施設や化学工場、製鉄所などで使用される配管です。
配管に厚みがあり、大きさも太いです。
耐熱性、耐食性に優れた業務用のしっかりとした配管と考えればよいでしょう。
プラント配管に使用される金属は炭素鋼が多いです。
鉄と炭素でできていて、熱に耐えうる素材になっています。
炭素鋼は100度でも200度でも経年劣化や変形が生まれず、熱に強いのが特徴です。
ただし、弱点は湿気です。
炭素と鋼は湿気に弱いので、そこに銅を加えます。
銅は湿気に対して強い性質を持つので、配管内部が腐食したり、錆びるのを防ぎます。
また銅は錆びるのを防ぐだけでなく、消臭効果もあるので、薬剤などを使う場合でも臭いが蔓延してしまうのを防ぎます。
プラント配管でも銅を使っているケースが多いです。それ以外にはリン、ニッケルなども銅と同様に錆や腐食を遅らせる効果があるので、配管資材として使用されることがあります。
竹内工業ではこういったプラント配管を扱った工事も行っています。
プラント配管の特徴や特性を理解することで、どんな施設で使用出来るか理解できます。